#3 【進化心理学】人間はかしこい!を完璧にひっくり返す愛読書を紹介してみる
※2019年6月16日更新
今日忙しすぎたのでとりあえずメモのコピペだけ……
後日テーマに沿ってリライトします。
ごめんなさい!😫
P 36私たちは石器時代の手や膵臓を持っているように石器時代の脳を持っている
P 37「サバンナ原則」ー 私たちの脳は祖先の環境になかったものや状況を理解できず私たちはそうしたものや状況に必ずしもうまく対処できない
自分の好きなテレビ番組を毎回のように見ている人は友人関係に対する満足度が高い
P 38 進化的心理メカニズムに従って行動する人たちは 生存という点でむしろ不利になる 私たちの脳は食料がふんだんにある状況をにわかには理解できない そもそも農耕というものも祖先の環境には存在しなかったから理解できない
P 39男たちの脳が現代の避妊法を本当に理解していたらピルを飲んでいる妻が浮気をしても気にならないはずだ
進化的心理メカニズムに従って行動する男の方が 繁殖成功度がむしろ下がる
P40 ある生物の進化の速度はその生物が性的に成熟するのに必要な時間と相関関係がある
P 41 人間にはもはや自然淘汰が働かなくなっている
P 43 現代の人間もアフリカでの狩猟採集生活に適した資質を備えている 男性は優れた空間視覚能力女性もまた優れた位置記憶の能力
P 49 ジェンダーの社会化は性差の原因ではなく結果なのである
P 50 繁殖ゲームにおいて 一生子供を作れない男の方が一生子供を産めない女よりはるかに多い しかし一方で 少数の男たちは一人の女性が生涯に埋めるよりもはるかに多くの子供を持てる
P 51自然の状態では人の配偶関係は一夫多妻になる
ごく最近まで人の婚姻形態はさほど極端ではない一夫多妻だった
⇩
P 52 男が女よりもはるかに攻撃的競争的暴力的なのは 男の適応度格差が大きいため 競争に勝った場合の報酬と競争を避けることの代表との差が非常に大きい 逆に女性はこの差がずっと小さい
P 53 女の場合は繁殖の成功に対する一人の子供の貢献度がはるかに大きい
B 54根拠 オスが妊娠する 一部の魚や両生類 鳥などは メスの方がオスよりも攻撃的競争的暴力的である
P 57 全ての虎が多かれ少なかれ同じ牙を持ちホッキョクグマが同じ毛皮を持つように全ての人間社会は多かれ少なかれ同じ文化を持っている
P 69 男性がセクシーなブロンド美女が好きで女性がセクシーなブロンド美女を目指すのは メディアが そういう思想を流すからではないメディアが生まれる何百年ひょっとすると何千年も前から 女性達は金髪に憧れていた それは 欧米諸国のメディアが入らない イランにおいても 体型を気にして痩せたいと願う
P 70セクシーなブロンド美女は平均よりも繁殖価が高くたさんで繁殖成功度が高い
若さ
未成年へのわいせつ行為を禁止する法律があるにも関わらず男たちが10代の女の子に惹かれるのは若い女の方が繁殖価が高くたさんだから
人間の脳は祖先の環境になかったもの 未成年者との性行為を禁じた法律も含め法律全般をよく理解できない
長い髪
P 73 男たちが長い髪を好むから女性たちが髪を長くする
母親の健康は父親の健康よりも子供にとっては重要
P 80配偶者の健康状態を把握する指標の一つとしての 肉体的な魅力すなわち髪の毛
病気にかかる人には髪の毛に艶がない 髪は生存に不可欠なものではないので体は真っ先に神から必要な栄養をとる
髪には歴代の健康状態も現れる
細いウエスト
P 76 ウエストヒップ比が低い女を好む理由 それは健康な女性であることの指標
病気にかかると体脂肪のつき方が変わる 低い女性は重要な生殖ホルモンの分泌量が多い ウエストヒップ比は排卵期に最も低くなる など
豊満な胸
P 77 胸の大きな女性は加齢によってはっきりと形が変わる そのため胸の大きな女性を選べば確実に若い女性を選べる仮説
P 78 大きな胸にくびれたウエストを持つ女性は2種類の生殖ホルモンの血中値が高く多産である
金髪
P 79 ブロンドの髪は年齢に伴ってはっきりと色合いが変わる
金髪を求めるのは若さを求めている
★ 北欧で金髪が進化した特徴であるのは偶然ではない アフリカでは男女とも一年中ほとんど裸で生活できる つまり髪の毛以外で年齢を正確に判断できた
青い目
P 81 瞳孔の拡大が 確認しやすく感情が一番推測しやすい
P 84 我々の脳はシリコン入りの胸や染めた金髪を理解できないため男たちは整形美女にも惹かれる
P 86 年齢、人種を超えて人々の美意識は同一であった 概ね つまり美の基準は生得的
P 90 女性よりもはるかに男の方が性的バラエティを求める
P 91ポルノに登場する裸の女が実際にセックスできる相手は大和ないと本当にわかっているなら勃起という反応も起きないはずだ
P 92 女たちの脳もポルノに出てくる裸で性的に興奮した男達と 実際にセックスする可能性がないことを理解できないためポルノ見ただけでは妊娠する恐れがないことを完全に理解できないそのためポルノを敬遠する
P 98勘違いの代償
自分に気があると男が勘違いするのは誤った判断をしてもそれによる損失が少ないから
男性の方が肯定的な誤解 の大将の方が少なく女性の方は肯定的な誤解の代償の方が大きい
★ P 100宗教とおなじ
何か物事が起きた時に それをただの偶然に過ぎなのに目的のある意図的なものと考える肯定的な 5回と 何者かの意図が働いているのにただの偶然だと考える否定的な誤解この場合後者の味方形的な存在に気づかない場合の代償がはるかに大きい
P 104 兄弟で一人の妻を共有する0.47%の婚姻形態を除けば 一妻多夫の婚姻形態は人間の社会には事実上存在しない
P 106雄の精巣の大きさは身体に対する相対的な大きさだがメスの貞節度を測るかなり正確な指標である
P 107 ペニスの形態も進化の歴史で人間の女性が浮気症だったことを裏付けている
P 109一夫多妻であればあるほどオスとメスの体の大きさが違ってくる
⇩
仮説
P 110 少数のオスが集団のメスを独占するため メスをめぐるオス同士の競争が激しくなり 大きくなった
P 111女が小さくなった説
一夫多妻の社会では女の子を早く成熟させるよう淘汰圧が働く
一夫一妻であれば 同年代の男の子がまだ結婚する準備ができていないから女の子を早く性的に成熟させるようなインセンティブはない
一夫多妻なら早く初潮を迎えれば偉い男の妻になれる 女性は初潮を迎えると身長の伸びがほとんど止まるため早く初潮を迎えると 小柄になる
P112 女性が一夫多妻を望めば一夫多妻制が定着する
もっと求める男と最も貧しい男の差が激しければ激しいほど女たちは少数の裕福な男を共有する方が豊かに暮らせる
P 114現代欧米先進国で一夫一妻制がとられているのはこれらの国々で男たちの資源格差が小さいから
P 115事実上の一夫多妻
離婚によって 時期をずらした一夫多妻が可能になる そして 再婚率は男性の方がはるかに高い 社会的な地位と収入の上昇する一方で女性は繁殖価が低下するため
P 117 息子がいると 父親は息子の繁殖成功度を高めるためにたとえわずかでも自分の富を息子に受け継がせる必要がある そのため娘より息子がいると 離婚率が低くなる
子供の性別に影響を与えるもの
トリバース=ウィラード仮説
P 125 裕福な親は息子を貧しい親は娘を多く作る
一般化とリバースウィラード仮説
P 126大柄で暴力的な親には息子が多く生まれる(祖先の男たちに適応的)
男性脳を強く持つ親から息子が多く生まれ 女性脳を強く持つ親から娘が多く生まれるというデータがある
P 128美しい親からは娘が多く生まれる
P 129そして平均的に女は男より美しくなった
P 133 離婚した場合子供 は 母親が引き取ることが多い
子供に対する投資は男と女で著しく違う
要因一つ目ママ のベイビーは パパにとっては Maybe
一人の子供の重要度は父親より母親の方が大きい
P 136 非常に 若い母親が赤ん坊を殺す確率が極めて高いのは これから末永く繁殖可能な年月があり今子供を殺しても将来まだまだ子供を産める
P 138母親の身内は子供と血縁関係にあることがはっきりしている そのため子育てに協力するモチベーションが強く働くが父親の身内は逆である
P 139 離婚した家庭の娘は初潮を迎えるのが速く 性交渉の回数が多く10代で妊娠しやすい そして最初の結婚は離婚に終わる確率が高い
⇩
P 140 初潮の時期は遺伝する
P 141 離婚した場合母親が 引き取る確率が高く 男性は子供に投資しないということを学ぶから
P 145 不合理な行動のように見える 親が子供を殺す事は そもそも 血の繋がっていない子供を殺す という場合と 最も効率的な投資をするために殺すという場合に大別できる
P 148 女は地位の高い評判の良い男を選ぶので男にとって地位と評判は繁殖成功度に直接的に影響するそのため男は無意識のうちに自分の名誉を守ることに固執し時には極端な行動に走る
多くの進化心理学者が死刑には殺人を抑止する効果がないと考えているのもこのため
殺人事件の多くが周到に準備されたものなら 天秤にかけられる人ならば死刑は一定の歯止めになる
P 151 犯罪が先にあって 社会的な規範は若い男を暴力と盗みに駆り立てる心理メカニズムを抑えるために作られたと推測される
母親は父親よりも長生きして子供を物質的に支えなければならないため 比較してリスクを回避する傾向が強い
P 152 場合によって目的を達成するために(自分と子供が生き延びるために必要なぶんだけ)働く暴力盗みは大概リスクが低く間接的(影で悪い噂を広めるなど)
P 156思春期に入ったとたん 競争のメリットが急速に増大する
年齢と犯罪、年齢と才能の曲線は 競争のメリットと競争のコスト
P 158 子供の誕生によって男の繁殖努力は配偶相手の獲得から子育てにシフトする
( 競争のコストが増大する ことの裏返しとしても)
P 159昔は一夫多妻制だったので現代の人間は皆勝者の子孫 一生ライバルと張り合い配偶相手を得ようと した負け組の心理メカニズムは受け継がれていない
(コストを考えて子供に投資するようになった人たちの子孫)
P 161男たちは女たちに自分の能力を誇示しイエスと言ってもらいたいがために文明を築き破壊してきた。すべては女のためなのである
P 165 結婚して子供ができると男性科学者は昼夜を問わず実験室にこもりたい気分ではなくなるし男性の犯罪者大きな危険を犯してまで違法行為をしようと思わなくなる 男がすることは犯罪である科学研究であるすべては繁殖の成功を達成するための手段なのだ
P 167 男性の暴力性は歳をとるにつれて治る傾向があるが妻の年齢の影響はそれを上回るほど強力
P 168 妻を守ろうとする夫の欲望が 虐待殺人といった適応的でない行動を招く
P169中年男が突然真っ赤なスポーツカーを乗り回すようになるのは閉経したつまに代わる新しい女を惹き付けようとしている
P 175 Clinton の遺伝子は DNA 鑑定なるものを知らず 多くの女性とセックスすれば社会的に制裁を受けるということを知らなかった
P 175全ての工業社会では女性の方が男性より所得が少なく職業上の地位が低い
P 176 台湾の経済学者や社会学者は 男女の所得格差は雇用者の差別によるものだと主張
P 177進化心理学では 男と女は平等に繁殖成功度 の観点から見る
男が繁殖に成功するには 物質的な資源と高い地位を求めリスクを冒すことが必要になる逆に女が繁殖に成功するには子供の世話をすることが重要でありリスクを犯すことに非常に消極的である
P 178 女性は高収入を得るためや社会的に出世するために必要な代償や犠牲を払いたがらない
P 180ただ男と女では欲しいものが違うだけだ
P 182平均的に男性をシステム化に 優れ女性は共感能力が優れていると言っても女性より共感スキルの高い男性はたくさんいるし男性よりもシステム化に長けた女性も珍しくない
男性脳を持つ人が男性とは限らない
P 186男がセックスをするために権力を使うのがセクハラである
同 女性は性的欲求を控えめに表現し形だけの抵抗を試みる傾向がある 女性は恥じらいを見せるよう淘汰されている
★P 187 女性が労働市場に参入するよりもずっと前から男たちは男同士の間での虐待的脅迫的屈辱的扱いに耐えてきた それらは男同士の競争の場で男達がよく使う戦術の一部だ 男性はこれを女性にも「平等に」使っていると見ることができる
P 188 従業員同士での性的行為を全面的に禁じる規定は望ましい性的アプローチまで妨げてしまう
P 190 集団バイアスは 遺伝子が自分の適応度を高め自分の遺伝子を広めるように作られているから 普段意識している人種民族の区別は その差別意識は生得的なもの (うちわの人間を優遇する傾向)
★私たちの祖先はほぼ単一の民族しかいない環境で進化してきたつまり他の民族集団に属する人に日常的に会うことはなかった
⇩
老若屋男女で人を分類する識別方法は生得的に備わっているにしても人種民族で人を分類する基準は備わっていないはずだ ということは人種差別や民族差別区別などは状況次第で消せるはず
P 192進化的には被害妄想が強いくらいの方が生き延びるには都合が良い これは脳の癖である 人間の脳には様々な自然の物理現象の背後に何者かの意図を感じ取るようなバイアスがかかっている そこに神の手を見る
★ P 196宗教はリスク管理の一つ 女性は 確実に子供が産める上 母親がリスクを犯せば子供の生存が脅かされるため リスクに対してかなり慎重になるリスクを犯すことで得られるメリットが男性よりはるかに少ないため
⇩
女性の方が リスクに対して敏感になり 宗教性が強くなる
P 197 リスク回避の傾向と宗教正の相関が出たという研究
★ P 199 イスラム教徒自爆テロ
他の主要な宗教と比べイスラム教は特徴として一夫多妻を認めているそのため 男の競争性が上がり暴力的になる確率が高くなる そのため 自爆テロを 誘因する一つとなる
+
P 200コーランに書かれた約束
殉教者は天国で72人の処女を妻に迎えられるというもの
★自爆テロに走るのは若い男が際立って多くほぼ例外なしに独身である
P 201 イラクの武装勢力は殺した米兵の6倍以上の人数の同胞を殺している
進化心理学的には 彼らは異教徒の占領者である米兵よりも繁殖場のライバルをできるだけ抹殺しようとしていた
イスラム教徒の自爆テロ犯は従来のテロ組織とは全く違う アイルランド共和国軍や ETA 赤軍や革命組織などとは
従来のテロ組織 は明確な政治的目標を持ちその実現のために行動をした しかし現在のイスラム教徒の自爆テロ犯たちは明確な政治目標を持たないかにみえ 自分の命も含めできる限り多くの人命を脅かそうとする 堺と殺人がそのものが目的であるかのように
P 203人生の全ての事柄と同じく自爆テロの根源にあるのはセックスなのである
P 204民族運動は遺伝子にとって合理的な選択 自分個人にとっては民族運動に参加することは非合理的である(なぜならタダ乗りをした方が得をするからである コストがかからないため)しかし 遺伝子レベルで考えると 自分の子孫をいでんしの拡大という意味で助けてくれる者を助ける、という遺伝子があり、これは拡大家族、もしくは部族の福利に貢献することは遺伝子に利益をもたらすということを意味する
従って民族運動に参加することは遺伝子にとって合理的な選択と言える
★ K 205人間は生まれつき人種差別的自民族中心主義的なのである むしろ社会化と教育を通じてそのような性癖を抑制することを学ぶ
★ 自民族中心主義的な考え方を 克服できる簡単な方法 異なる集団のメンバー同士が結婚すればいい
P 208 レッキング すなわち求愛行動 は自分の遺伝的支出を誇示するものである
自然界の大半の主は子育てを全てメスが行うそのためメスにとって重要なのは遺伝的支出のみであるしたがって遺伝的支出のみを基準に交尾相手を選ぶ
人生の全ては求愛行動
★★★
P 210男の家や配偶者としての価値はある社会や文化に特有のものでその社会文化の外では意味を失う
⇅
これとくっきりと対象になるのは女性の地位と配偶者としての価値 若さと肉体的魅力という女性のチート繁殖かを決定する要因は文化的に普遍である!!!
おもしれぇ!ー!!!
P 211女性は独身男性ほど異文化を嫌う理由がない
しかし男性は結婚すると 社会的文化的なステータスって 配偶者を惹きつける必要性が少なくなる そして 、配偶者がいるというステータスは あらゆる文化で通用する ただ一つの飾りである
⇩
独身男性と独身女性では 海外旅行をする割合が女性の方が有意に多いが 既婚の男女では 海外旅行をする割合に差がない
P 212すなわち これは排外主義の思想と深く関わってくる 背景にあるのは社会的文化的な飾りで女性を惹き付けなければならないという男の事情 独身男性の方が多民族他宗教の人に対して排外主義的な感情を表す割合が高くなる
同性愛は?
p214 なぞ
男性の同性愛に関与している遺伝子上の配列は発見されたしかしそれならばなぜ今までその遺伝子が伝えられてきたのか説明がつかない
⇩
男好きの姉妹仮説
同性愛の遺伝子はその男性ではなく彼らの姉妹やその他親族によって伝えられてきたと考えた
その持ち主が男であれ女であれ 男性とセックスしたいという欲求を持たせる遺伝子である
それの持ち主が女なら より多くの男とセックスして 多くの子供を産むそれによって原遺伝子を持つ男たちの繁殖成功度の低下を相殺する
ただ最も有力なのは、ゲイであっても社会的圧力から女性と結婚してきたからだよねっていう説
兄弟で性格が違うのは?
P 216 子供の性格を形作るのは多くが遺伝子と同年代の友達であり 家庭環境はほとんど関係ないから
P 221兵士が国のために死ぬのはなぜか
なぞ 多くの兵士は 戦争に行く直前に結婚する そのため 戦死すれば確実に国が子供を扶養してくれる という繁殖戦略か 兵士は下層の出身者が多いため 被征服社会の女性をレイプすることができる という繁殖成功度を高めるものかも
p222 なぜ子供は親を愛するか
生殖可能年齢を過ぎた 親の世話を成人後の子供がすることは進化心理学的には全く説明がつかない
P 230 面白いアイディア
生命維持に不可欠な臓器は体の大きさに厳密に比例して大きくなるわけではない つまり背の高い大きな兵士は心臓や肺などの臓器が体の大きさから予測されるほどには大きくないため 急所に命中する確率が少ない
#2 【死神お断り】"死亡"からできる限り自由になる方法を死因統計から考察してみた
※2019年6月15日更新
僕は、子供の頃から死を意識していました。
「よくわからないけれど、自分はいつか消えるらしい。」
うまく想像すらできなくて、ひたすら恐怖していたのをよく憶えています。
「死」という未来から自由になれたらどんなに良いだろう…と。
今回はそんな、僕と同じ悩みを持っているあなたのための記事です。
- まだやりたいこと沢山あるし、老衰以外で死ぬ確率を下げたい
- 不老不死の技術が完成するまで生きてたい
死があるからこそ生きられるとも言いますが、自分が消えてしまうのはできれば避けたいです。
でも、「死後の世界が〜〜」とか「とりま神に祈れ」では頼りなさすぎる。
ということで、
結局どうやったら現実的に長生きできんの?
というのを、厚生労働省の人口動態統計(平成29年度版)や、世界がん研究基金のデータから考察してみました。
〈目次〉
- データから見る「死因の割合」
- 日本3大死因についてガチで対策してみた
男女別に死因となる確率が高いものを分析して、それをできるだけ回避する方法までを科学的に考察します。
常識の範囲内でアンデッドになる方法を、一緒に探してみましょう。
データから見る「死因の割合」
まずは、男女別で死因のデータをみていきます。
日本人が死ぬ理由として多くを占めているものを回避できれば、死ぬ確率は必然的に下がるはずです。
平成29年度 【男性】の死因(割合)
1位 腫瘍(31.9%)
2位 心疾患(13.9%)
3位 脳血管疾患(7.7%)
4位 肺炎(7.7%)
5位 老衰(3.7%)
6位 不慮の事故(3.3%)
7位 誤嚥性肺炎(食べ物が気管に入ったりして起きる肺炎)(2.9%)
8位 慢性閉塞性肺疾患(2.2%)
9位 自殺(2.1%)
10位 腎不全(1.8%)
圧倒的に多いのが【腫瘍】による死亡ですね。
続いて【血管系の疾患】や【肺炎系】の死因が多いとわかります。
平成29年度 【女性】の死因(割合)
1位 腫瘍(23.5%)
2位 心疾患(16.7%)
3位 老衰(11.6%)
4位 脳血管疾患(8.7%)
5位 肺炎(6.7%)
6位 不慮の事故(2.7%)
7位 誤嚥性肺炎(2.4%)
8位 腎不全(1.9%)
9位 血管性等の認知症(1.9%)
10位 アルツハイマー病(1.7%)
こちらも死因1位は【腫瘍】によるものでした。
やはり同じく【血管系の疾患】や【肺炎系】の死因が続いています。
老衰の割合がかなり多いのは、男性の僕としては羨ましい限りですな。
厚生労働省「性別にみた死因順位」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei17/dl/10_h6.pdf
男女を通して見ても、上位の死因は共通していることが多いとわかりました。
また、母体は少ないものの、女性の場合は男性に比べて認知症やアルツハイマー病で死亡する割合が高いようです。
考察のしかた
全部考察していくときりがないので、3つのカテゴリに分けます。
- 圧倒的1位の【腫瘍】
- 共通する2位【心疾患】
- 老衰を除いて共通3位の【脳血管疾患】
これらについて考察していきます。
やはり、上位はほとんどが病気なんですね…。
これだけで日本人の死因のうち50%くらいをカバーできます!
日本3大死因についてガチで対策してみた
さっそく、現実的な対策を探してみます。
まずは【腫瘍】になる確率を減らす方法について。
死因1位の【腫瘍】になる確率を下げる研究
腫瘍とは、いわゆる【がん】のこと。
日本人の死因の多くはがんによるもので、一般的にも恐ろしい病気として有名です。
世界がん研究基金は、「がんになる要素とがんの予防になる要素」をまとめてくれています。
大量にあったので、とくに効果が確実な要素についてだけピックアップしました。
がんになるリスクを下げるのがほぼ確実
- ウォーキング
- その他運動
がんになるリスクを上げるのがほぼ確実
確実にリスクを下げる要素は少ないのに、確実にリスクを上げる要素はたくさんありました…
高身長とかはどうしようもないですが、肥満やお酒の飲み過ぎには注意したいところです。
加工肉と清涼飲料水もなるべく食べないほうがいいですね。
世界がん研究基金 "What causes and what protects against cancer?"
死因2位の【心疾患】、3位の【脳血管疾患】になる確率を下げる研究
この2つをまとめたのには理由があります。
【心疾患】とは、主にこれらの症状。
(どちらも動脈硬化が大きな原因となっています。)
【脳血管疾患】とは、主にこれらの症状。
(脳血管疾患の中でも60%以上が【脳梗塞】であり、動脈硬化が原因です。)
……つまり?
これらの死因を回避する一番コスパの良い方法は、【動脈硬化を回避すること】だと言えそう。
ちなみに、人間の血管は細いところから詰まっていきます。
- 海綿体(男性器など)の動脈(1-2mm)
- 心臓の冠動脈(3-4mm)
- 脳動脈(5-7mm)
海綿体はさておき、心臓と脳の血管の太さが、そのまま統計データの死因割合の並び(2位が心疾患、3位が脳血管疾患)と対応しています。
やはり、効率よく動脈硬化を避けることが、死亡のリスク低減に大きく影響しそうです。
どうやら、血管を萎縮させないことに人生を捧げる価値はありそう。
探してみると、心疾患の原因を調べてくれた研究があったので、これを参考にして考察します。
少し古いですが、女性約32000人を対象にして心疾患の原因を調査した研究です。
主な心疾患の原因
- 運動不足
- タバコ
- 空気汚染
- 食事の果物不足
- アルコールの飲み過ぎ
- 過体重(太り過ぎ)
- 高血圧
- 高血糖(安静時)
- 低体重(子供時代)
この中でも特にこの2つがヤバいとのこと。
- タバコ
- 運動不足
タバコが血管を収縮させて血流悪くするってのは有名な話ですが、運動不足もヤバいんですね。
この調査によれば、ウォーキングくらいでもいいので毎日20分くらいは運動を行ったほうがいいとのこと。
これで心疾患リスクが15%くらい下がるぽいので、コスパはかなり良いです。
心肺機能を高めるという意味でも、運動は必須ですね。
クイーンズランド大学の研究 "Comparing population attributable risks for heart disease across the adult lifespan in women"
まとめ
どうやら、【人間が長生きするには運動するしかない】ということが言えそうです。
比べてみると、3大死因にはその原因、予防とも共通する要素がたくさんあったので、それに気をつけるだけで大幅に死ぬ確率を下げられるでしょう。
ところで、やはりデータを見ても、日本はとても安全な国のようです。
殺人や事故で死ぬのを怖がるよりも、腫瘍や動脈硬化の対策をしたほうが確実に長生きできそうですね。
コントロールできないことを恐れてるヒマがあったら、コントロールできることから改善しましょう。
僕も今後は、腫瘍対策と動脈硬化対策をガッツリ実践していこうと思います。
それでは〜
#1【自己紹介】誰よりも自由に執着する男
※2019年6月14日に更新
はじめまして。あゆすけです🐒
1997年生まれ、早生まれにより22歳。
弁護士になりたくてなりたくて(震えて)大学時代は毎日ひたすら勉強。
完全に体調管理ミスですが、軽く吐血しながら勉強してた時すらあります(笑)
2年ほどかけ、司法試験に受かりそうなレベルまで行きました。
しかし今は、それを完全に放棄して自分でビジネスを成功させることに集中しています。
ちなみに全く後悔はありません。
今思えば、この道以外に進むことは考えられないからです。
僕は、自分が自由であることに極端に執着しています。
でも働かないとお金がもらえないので、むしろ不自由になってしまいます。
なので、自由度の高い働き方を選ばざるを得なかったんです。
たとえば弁護士について言うと、
- ある程度お金がないと自由にはなれないと思うけど、資格で稼いでいたらもしも資格が無意味になったとき、自力では生きていけない。それは、むしろリスキーだ。
- そもそも自由になりたくて弁護士を目指したが、どうやら弁護士は僕に自由を与えてくれないっぽい(切ない)。
ということでフリーランスになってみた次第です。
なったばかりで、まだまだかけ出しです。
マサラタウンから出たとこにある草むらで、キャタピー(Lv.3)相手に苦戦するサトシです。
うわ、目も当てられませんね……(笑)
やるからにはいずれポケモンマスターになるつもりですが、今は正直たいあたりとか、なきごえくらいが精一杯。
なので、色々と教えて頂けたり、「なんか頑張ってんなー」と見守って頂けると嬉しい限りです。
そんなこんなで今回は、まず僕というポンコツ人間のことを知ってもらいたくて記事にしてみました。
よければちょっとだけ、お付き合いください。
「世の中には変なやつもいるもんだなあ」と、動物園で珍獣を見てる気分になれるはずです。
僕の人生の目標は、「探さないでください」
突然ですが、僕の人生の目標は
【自由に生きられるようになること】
すなわち、僕にとっては
【放っておいてもらえるようになること】
(小声)
正直、人間関係とかよりも一人でせこせこ知識を集めていたいタイプです。
他人にあんまり興味なくて、友達は数人しかいませんが、別に増えなくてもいいです。
もちろん、良い人間関係は喜びを与えてくれますが、知らないことを知る喜びの方が何倍も大きく感じます。
僕は、
【自分の常識が裏切られた時とか、完全に未知の状態に出くわした瞬間】
のために生きています。
難しい言葉を使うと、"啓蒙(けいもう)されたとき" に近い気がします。
例えば、今までず〜〜っと信じていた考え方とかがひっくり返されたとき。
「あぁ、僕は無力な存在だな」と思うと同時に「そういうことだったのかー!」と。
最近あった啓蒙
- 人間は感情を通してしか世界を見れない
- 脳ができる前は「腸」が脳の役割をしてた
この辺の知識をエビデンス(科学的な証拠)付きで知った時は、最高にハイってやつでした。
もはや、啓蒙中毒みたいなものです。
「巨大な未知の正体に気づいた」瞬間。
「未知の問題を全能力を使って解決した」瞬間。
他のことが頭から全部吹っ飛んで、僕は生きていることを実感します(笑)
なんか面白いですよね(笑)
ということで、僕はその"気付き"の瞬間だけで自分の人生を満たしていたいです。
そのために、できるだけ何にも縛られずに、自由に生きなきゃならんのです。
ただもちろん、そう上手くいかないことの方が圧倒的に多いのは分かっています。
- お金がない
- 時間がない
- 心の余裕がない
- 人間関係が良くない
人生、何かしら制限があるのが当たり前です。
僕も、数え切れないくらい制限に苦しめられてきました。
だからこそ、これら全ての制限から【放っておいてもらって】、自分がやりたいことだけに集中することが僕の人生の目標なのです。
誰よりも自由な人は、誰よりも制限されてない人。
それってとても幸せだと思います。
遺伝子レベルで日本社会に向いてないから、フリーランスになるしかなかった
残念なことに、僕は生まれついての社会不適合者だと自覚しています。
自由が大好きな裏返しとして、制限されることが何よりも耐えられないのです。
なので、つきたくても普通の仕事にはつけません。
正確には、会社勤めができないことはないが、間違いなくすぐにボロボロになります。
会社員として働いてる方や、普通の飲食店とかで長くアルバイトされてる方は本当に凄いと思います。
試しに、大学に入ってフリーライターを始めるまでの4年間、あらゆるジャンルのアルバイトをしてみました。
- ウェイター
- 料理の補助
- 試験監督
- 家庭教師
- 塾講師
- 工場とかの派遣
- 事務員
その他諸々。その結果は、
①ほとんどのバイトで人間関係の強いストレスを抱え、バイトがある度に精神的に死にかける。
②半分くらいのバイトはオーナーとか社員とバトって辞める。
クソワロタですよね。
これでようやく理解したのが、自分は他人とうまくやっていくのが絶望的に苦手だという事実。
さすがにこれは受け止めきれなくて、4年も行動を起こさずにずるずると普通のバイトをしてしまったのかもしれません。
これはさすがにちょっと悲しくなりました(笑)
最近は、瞑想やメンタルトレーニングでだいぶんマシになりましたが……
自分を制限されることに、過剰なほど拒否反応を示してしまいます。
出勤みたいに誰かに指図されて移動するのやだし、時間給だと場所も固定されるし時間も固定されるのがムリ。
それを当たり前だと思いこんで強制してくる想像力のない人たちが何より嫌でした。
もちろん、知らなかったとはいえ、自分から入って行ったので仕方ない部分も大きいです。
生まれつき共感力も高くないらしく「他人がどう感じているのか」にはかなり鈍感な方です。
今までも、全く相手の感情が理解できずとても焦った時が何度もありました。
苦手科目は人間関係です。
バイトがまともにできないせいで、大学時代はずっとお金がない生活を送っていました。
常に金欠。ちょこっと外食に出かけることすらできないほどです。
読みたい本を買うか決めるのにも、毎回1時間くらいは悩んでいました。
ある程度のお金がないと自由になれないことは確実のようだ。
さあ…どうする……?
うーん…マジで困ったな………
結論。
「やっぱり、自力で稼ぐしかないっぽい」
めちゃくちゃ考えたけど、これ以外にとれる選択肢がありませんでした。
とりあえず文章が得意だったという理由でフリーライターに。
フリーライターになりたかったというか、性格上フリーランスにならざるを得なかった部分の方が大きいです。
今はまず、
- 好きなときに、好きな場所に行ける。
- 世界中のどこにいても仕事ができる。
このレベルの自由を目指しています。
現在は主にランサーズで執筆したり、受験生時代の関係で、弁護士事務所の法律相談ブログ記事とかを書かせて頂いてます。
「自由」からは自由になれない男
僕は、やるからには人生をかけて徹底的に自由を目指します。
幼い頃から、ずっとこう考えていました。
Q:「全てをかけて自由を追いかけたとして、それはいつか自分の手に入る?」
A:「多分、完全な自由は人間のままじゃ不可能」
生きてる間に不老不死になれればいいけど、なれない可能性も大きい。
不老不死になったところで人間の身体だと制限だらけだし、何より自分自身からは自由になれない。
コンピュータに意識だけ移せるならやってみたいし、吸血鬼になれるなら石仮面だってかぶります。
でも、それはまだ現実的じゃない。
なら、
「誰よりも自由な人間」になら、なれるだろうか?
今は、誰よりも自由な人間になることを目指しています。
それと同時に、誰よりも人を自由にする人間になりたい。
達成の基準はないですけど、人生をかけて自由を追求すればもしかするとなれるのかもしれません。
目指していく中で、どんな世界が見えるのか?
興味が尽きません。
まとめてみた
「肉体が滅びても、考え続けることはやめない」
これは僕の座右の銘(暫定)です。
僕は宗教は信じていませんが、「思考のパワー」を信じています。
小さい頃は、妄想してるだけで一日が過ぎてたくらい考えることが大好きです。
要はかなりの頭でっかちです。
死んで体が腐っても、意識だけでなお思考を続けるくらいの迫力、執念のある生き方がしたい。
考え続けるために自由でありたいし、自由になるために考え続けたい。
これが、僕の生き方のコンパスです。
おわりに
そんなこんなでとにかく自己紹介を書いてみました。
こんな共感しづらい内容で自己紹介した意味があるのかは怪しいですが、ここまでお付き合いくださって本当にありがとうございます。
イカれてるとはよく言われますが、僕はイカれてないよりはイカれてるほうが好きです。
だってみんな同じだったら、飽きちゃいませんか…?
僕なんかは超絶飽き性なので、つまんない社会に暮らしたいとは思いません。
突飛な、面白い社会を作りたいです。
その前段階として、
誰もが【知識で】【自分なりの自由を】手に入れられる。
そんな場所があったら素敵だと思うんです。
もしフォロワーさんとかが増えてきたら、そういうオンラインサロンを設立することを目論んでいます。
…あと全然関係ないですが、『頭でっかち相談所』が作りたいです。
「それ全体として見たら論理通ってないですよぉ(早口)」
「論理的に考えるとあなたの主張にはここに矛盾がありますねぇ(早口)」
とプロの頭でっかちたちに助言がもらえます。
頭でっかちをかき集め、高度な教育を施して頭でっかちの精鋭集団を作り、彼らに文章とかの論理一貫性を判断してもらうサービス。
……この記事を書いてたら思いついただけなので、特に実行予定はありません。
今後このブログ【OMNI.GUILD】(おむにぎるど)では、自由をテーマに深めの記事を書いていく予定です。
- 自由になる方法が知りたい
- 自分にとって何が自由なのかわからない
という悩みのあるあなたは、ぜひ読んでみてください。
ツイッターでもこんな具合に発信していきます🐒
それでは〜